またまた難読漢字の話だが、ヤフーニュースに「縁故」という言葉が難読漢字として取り上げられていた。私は、えぇーと思った。私にとっては、なじみのある言葉だ。
縁故は、血縁・姻戚などのえんつづき、あるいは、人と人とのかかわりあいのことをいう。縁故採用などはよく使う言葉だ。
私にとって縁故のつく言葉といえば、「縁故疎開」だ。子供の時、日本が無謀に始めた大東亜戦争は敗色濃くなり、東京などの都市は連日B29の爆撃を受けた。そこで、女性や子供は、田舎に引っ越すことになった。これが疎開である。疎開には集団疎開と縁故疎開があった。縁故疎開は親せきや知人を頼って疎開すること。それが出来ない児童は集団で疎開した。食料も衣服もない時代だ。そんな状況での集団生活は、ずいぶん悲惨だったという話を聞いた。私は、幸いにして、埼玉県の秩父に縁故疎開をした。
あのような時代が二度とこないように祈っている。