なぜかわからないが、昔聞いたアサヒビールのCMソングを思い出している。何時頃聴いたのか、テレビかラジオかもわからない。それに歌詞が間違っているかもしれにけれど。
    待ってます、待ってます。アサヒビールが待ってます。今日もお勤めご苦労さん。
    あなた、お早く帰ってね。柱時計が6時を打てば、あなたのビールが待ってます・・・
 このCMソングは、なつかしい昭和の家庭の情景をあらわしている。夫は働きに行き、妻は家で、家事をする。夕ご飯をつくり夫の帰りを待っている。こんなこと、今はほとんどあり得ない。共働きが普通だ。
 夫は5時にきちんと仕事を終え、帰宅する。こんなこともありそうもない。残業がある。あるいは、別の用事があったりして、毎日、定時に帰宅して夕ご飯を食べる人は珍しいだろう。
 柱時計もめずらしい。昔は、振り子のついた柱時計がどこの家にもあった。一週に一度ゼンマイを巻かないと止まってしまう。いまは、時計はデジタル。
 よいか、悪いかわからないが、昭和では、多くの家庭はこんなだった。
 天の声「また『昭和は遠くなりにけり』というのだろう」
 

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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