年をとると、体にいろいろな不都合がおこる。顕著にあらわれるのが足だ。足が弱くなって、すぐに転倒する。転倒が怖くて歩きたくない。しかし歩かないと、ますます弱くなる。これではダメだ。
 そこで対策をAIに訊いた。いろいろな方法を教えてくれた。
 まず片足立ち。それから、かかと歩き(ヒールウォーク)、つま先歩き(トゥウォーク)も効果があるという。
 つま先歩きで思い出すのは、大昔、私が大学院生だった時の、研究室の先輩のYさんのことだ。Yさんは、いつも、つま先歩きをしていた。かかとを地面につけない。健康のためではない。癖なのだ。
 Yさんは歩き方だけでない。変人だった。頭脳は天才的で、数字に強く、何人もいる女友達を名前でなく電話番号で覚えていた。
 今、つま先歩きをしながら、「Y先輩は今どうしているかなあ、元気かなあ」と思った。

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

つま先歩き件のコメント

  1. 私もちょくちょく何も無いところで躓くようになり、最近、つま先が反りあがった靴にしましたら、だいぶマシになったように思います。
    つま先が反り上がった特徴を、ローリングの利いた、もしくはトゥスプリングの利いた靴、などと表現するようです。
    ローリングが利いていると、足の踏み出しも自然に前へと誘われて、歩きが軽くなるとか何とか。

    それにしても紹介されているY先輩、本当にユニークな方ですね。ドラマのキャラクターに居そう。

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