この間、ラジオを聴いていたら、麻婆豆腐の話で盛り上がっていた。麻婆豆腐をおかずにして、ご飯をガッツリ食べたと、若い男性のアナウンサーが言った。この頃はたくさん食べることを、「ガッツリ」食べるというらしい。
 麻婆豆腐は、中華料理(四川料理)で、豆腐、豚挽き肉をいため、唐辛子みそなどで辛く味付けしたものである。ちなみに、辞書でしらべようと思ったら、「まあぼう」豆腐では出てこない。広辞苑の逆引きで「どうふ」で調べてやっと「マーボー」豆腐が見つかった。
 麻婆豆腐は、人気のある料理だ。値段が手ごろだし、息子も好きだったので、私も家族で中華料理店に行くとよく注文した。
 ただ、酒のつまみには、ちょっと適していない。その点では、カレーと似ている。
 昔、山口瞳さんだったと思うけれど、エッセイの中で、カレーほど酒の肴に向かない食べ物はないと力説しておられた。たとえば、うな重ならうなぎを肴に酒を飲み、そのあとお新香でご飯を食べる。しかしカレーライスだと、そうはいかないと書いておられた。
 マーボー豆腐は、漢字で書くと麻婆豆腐だ。「麻のお婆さん」とは、どういう意味だろう。マーという名前のお婆さんが、はじめて考案した料理なのかなあ。

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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