この間の日曜日の朝、いつも聞くラジオ番組は、オリンピックのマラソンの中継のためお休みだった。そこで、マラソンの中継を聴いていた。
 北国・札幌といえども、すごく暑いようだ。アナウンサーと解説者の会話は、暑さ対策の話で盛り上がった。給水の話、氷で体を冷やす話、日よけの帽子の話などなど。終わりごろになって、テレビを見た。本当に、給水のためのボトルが、ずらりと並んでいるのにびっくりした。
 昔は、運動の最中には、水を飲んではいけないといわれた。もちろん、本格的なマラソンと、子供の運動ではちがうけれど、とにかく、私の子供頃は、運動中は水を飲ませてもらえなかったと記憶している。理由はよくわからないが、体に良くないと考えられていたのだ。
 健康対策の話で、昔と今では、変わってしまったものは、ほかにもある。太陽の光、紫外線もそのひとつだ。昔は、太陽の光は健康によいといわれた。夏休みが始まるときに、先生から、太陽の光を浴びて、日焼けして来いと言われた。
 今はちがう。紫外線はお肌の大敵。肌だけではない。目にもよくない。子供だって、気を付けなければならない。いや、子供の時から、気を付けなければならない。
 紫外線が、皮膚の老化を促進することは、今ではみんな知っている。しかし、それが認識されるようになったのは、そんなに昔のことではないようである。というのは、30年ぐらい前のことだが、ある皮膚科の学会の特別講演で、大学教授のえらい先生が、わざわざ紫外線の害の話を、大勢の皮膚科の先生たちにしていたのだ。「紫外線は皮膚に害を与える。ゴルフの時に気を付けなければいけない!」
 お医者さんたちの学会には、ゴルフがつきものだったようだ。学会を主宰する先生は、ゴルフの世話までする。多分、製薬会社のひとに丸投げしていたと思うけれど。いまは、そんなことはないと思う。ない。絶対ない。
 天の声「やけに強調するなあ」
 
 

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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