この間ラジオを聞いていたら、父親の運転免許証返納についての投書を紹介していた。
 投書者の父親は70歳代後半。妻と二人で、田舎に住んでいる。生活するうえで、自動車は必須だ。公共交通機関はない。生活必需品を買いに行くにも、お医者さんに行くにも、自動車が要る。母親は運転できない。だから、父親は運転をやめる気はない。いや、やめられない。しかし、投書者から見ると、年のせいで、父親の運転は危なっかしいという。
 どこにでもありそうな問題である。では、これに対して識者はなんと答えたか? 「少しずつ説得して、返納させる」・・・これ以外にないと言っていた。そのためには、地域のバス、タクシーなどの情報を集めて、生活をサポートする手立てを考えなさいという。
 要するに、よい知恵はないということだ。
 私は、救いの道は、自動車の自動運転だと思う。自動運転は、もう実用化の一歩手前まで来ているらしい。AIとカメラの活用で、近くの車両や歩行者、交差点などを認識して、安全に走行できるそうだ。
 老人の私は、新しい技術の話となると、「もう勘弁して」と耳をふさいでしまうけれど、運転免許証返納問題の解決には、自動運転が切り札だと思う。新しい技術、がんばれ!
 天の声「勝手だなあ」

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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