老人は足が弱い。すぐに痛くなったり、疲れたりする。つまずいたり、転びやすくなる。転ぶと大変。骨折すると寝たきりになってしまう危険がある。そうなるとたちまちボケてしまうそうだ。
足は鍛えることができる。高齢になっても鍛えることができる。鍛えることによって、筋肉もふえるし、骨も丈夫になるという。
反対に使わないと、たちまち衰える。あるミステリードラマを見ていたら、死体の足を見て刑事が「こいつは刑務所から出たばかりだな」といった。足が細いからだ。刑務所にいると、腕立て伏せなどをして、腕の筋肉は鍛えられる。しかし足はダメだというのだ。
老人ホームは刑務所と似ているところがあると、前にブログに書いて、ひどく怒られたことがあった。でも、足の運動に関しては、やっぱり似ていると、小声で言いたくなる。外に出るのに、いちいち時間や目的など、書類に書かされる。帰ってくると、また帰宅時間を書かされる。とても面倒くさい。おまけに老人は早起きで、散歩などに早く行きたいのに、9時までは外へ行くことができない。夏は暑くなる前の、早朝の散歩に限ると思うのだけれど・・・
ブログを再び書き出して、楽しいことを書こうと思ったのに、愚痴っぽくなってしまった。
天の声「先が思いやられる」