今年の夏は猛烈に暑くて参った。9月になっても暑い。もう秋は来ないのではないかと思っていたら、ようやく、この2,3日、涼しくなってきた。
秋来ぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる
これは藤原敏行の有名な和歌である。
私は風流心が無いので、風の音はわからないが、朝晩涼しくなって虫の鳴いている声を聞いて、ああ秋が来たなと思った。
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がある。この言葉通り、彼岸の中日を過ぎると、涼しくなった。昔の人の言うことはすごい。
このブログを外国人が見てくれていると前に書いた。英語のコメントがたくさん寄せられて来る。多分、グーグルの翻訳文を見ているのだと思う。
今日の投稿のように、和歌を載せたら、グーグルはどのように翻訳するのだろうか。ポエムの一種だと理解して、ポエムらしく翻訳してくれるかなあ。