私は、年のせいもあって、目が早く覚める。たいてい午前3時ころには、寝ていられず起きてしまう。
ある日、3時ごろ、起き上がって、部屋の外に出た。そうしたら、廊下の向こうの方で、おばあさんがウロウロしている。部屋のドアを開けたり閉めたりしているように思えた。そこで近付いて行って、「どうしました?」と声をかけた。
そうしたら、そのおばあさんは、私をにらみつけ、「あんたには関係ない!」ときびしい口調で言った。私は退散し、余計なことをしてしまったと反省した。
別の日、午前1時半ごろ、私の部屋をノックする人がいた。ドアをあけると、近くの部屋のおばあさん。彼女は「私のベッドに○○さんが寝ている。どうしよう?」という。とりあえず事務所に行って相談してみればよいのではといった。おばあさんが事務所にいったら、「寝ぼけている」と相手にされず、そこで目が覚めたそうだ。
以上、深夜の出来事、それも女性にまつわる話だが、色気がないんだなあ。
天の声「あたりまえだ」