諸物価が値上がりする一方で、収入は増えない。家計が苦しくなっている家庭が多い。そこで、消費税率を下げるか、撤廃してほしいという声が高い。参院選挙の争点にもなっている。
 大昔、アメリカに留学した時、消費税のような税金を初めて経験した。当時の日本にはこんな税金はなかった。
 アメリカに着いて、なにか買い物をすると、5%ぐらいの税金がついてきた。何タックスと呼ばれていたのかは覚えていないが、こんな税金があるんだと初めて知った。
 レストランで食事をすると、消費税の他にチップが必要だ。日本にはない習慣なので、これが大変というか、面倒くさかった。15%が標準だという。つまり、食事をするときは、メニューに載っている値段よりも、税金とチップでお金が余計にかかることを覚悟しておかなければならなかった。
 チップは、いろいろなところで必要だ。タクシーに乗った時にも必要だし、トイレに行っても、必要なことがあった。用を足して手を洗おうとすると、水栓をひねってくれるおじさんがいる。この人にチップをあげなければならない。水栓ぐらい自分で開けられるのにと思ったけれど。
 今はどうなのだろう。自動水栓になっていれば、チップは要らない? 
 チップのわずらわしさを考えると、無人化、機械化もいいものだなあ。
 天の声「チップで生活している人がたくさんいるのだ」

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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