私の住んでいるサービス付き高齢者向け住宅「ポムポム川の辺」でコロナのクラスター感染がおきた。そのため、およそ20日間、部屋に監禁状態になった。共用のお風呂や洗濯室も使えない。ひどい目にあった。
 しかたなく、下着などを自室の洗面台で洗濯した。そうしたら、手洗いの大変なこと。洗濯機の威力を実感して、洗濯機サマサマだと思った。
 洗濯の要素は、洗濯と脱水と乾燥である。いまは洗濯機が全部やってくれるが、昔はそうではなかった。洗濯機のなかったころ、たとえば戦争中に疎開した時には、母は近くの小川で洗濯した。まさに桃太郎の世界だった。戦後、電気洗濯機が登場したが、はじめは洗濯だけ。脱水は人力で、洗濯の終わったものを脱水機の2個のローラーの間を通して脱水したのを覚えている。脱水した後、物干し竿につるして乾燥した。これはお天気まかせ。
 コロナのせいで、自室で洗濯、脱水、乾燥をした。洗濯の過程はまだよい。洗剤の液に漬けておくだけでもよいから。大変なのは脱水と乾燥だ。自分の手で絞っても、ろくに脱水できない。びしょびしょのまま部屋につるした。これはなかなか乾かない。生乾きの衣類を着るのはすごく気持ち悪い。
 洗濯機サマサマだと感じた20日間った。
 天の声「今頃わかったのか」  

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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