私は朝型人間だ。若いころからそうだった。もちろん今ほど極端ではなかったけれど、
朝の方が仕事に集中できた。
いまは2時ごろ目が覚めて、3時には起き出してしまう。体内時計が狂っている。
体内時計は概日リズムともよばれ、体が浴びる光にもとづいて覚醒・睡眠サイクルを調節する脳の機能だ。
先日、ヤフーニュースで「朝型の人にはネアンデルタール人の遺伝子?」という記事を見つけて、えッと思った。
アメリカの研究チームが、体内時計に関連する246個の遺伝子を現生人類と旧人類について調べた。その結果、現生人類が旧人類(ネアンデルタール人)から受け継いだ遺伝子変異は、「朝型、つまり早起きの傾向を一貫して強める」ことだとわかったそうだ。
人が朝型なのは、体内時計が短いことと関連していて、体内時計が短いと、高緯度に住むために有利なのだそうだ。人類がアフリカからユーラシア大陸に移住する時に、有利だったらしい。
私の体は、ネアンデルタール人からもらった遺伝子が強く働いている・・・