私は、まだ救急車に乗ったことはない。もちろん乗りたくない。でも、救急車を呼んだことはある。
 大昔、浜松に住んでいたころのことだ。ある朝、玄関を出ると、おじいさんが一人、門のそばの石に座っていた。おじいさんと言っても、そんな年ではなかった。今の私よりもずっと若い。
 その人は、私の顔を見るなり「救急車をよんでくれ」といった。私はびっくりした。
「どうしましたか?」「119番に電話してくれ。ここだと○○署だな」
なんだか、救急車慣れをしているみたいだった。いや、あとで考えると、その人は救急車を呼ぶのが、楽しみというか趣味のように思えてくる。とにかく、私は電話をして、救急車に来てもらった。その後、どうなったかはわからない。
 いまは、救急車を呼んでも、なかなか来てくれないそうだ。新型コロナウイルス感染の患者さんで、手一杯とのこと。心臓発作や脳出血とか、一刻を争う患者さんの場合は困ってしまう。そんな時、救急車を呼ぶのが趣味の人がいると大迷惑だ・・・
 とにかく、コロナは、早く終息してほしい。

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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