ラジオを聞いていたら、イタリアに住んでいて、日本のお茶を販売している日本人の女性が話をされていた。
 宇治からお茶を取り寄せるのだけれど、今でも「放射能検査済」の証明書が必要だとのこと。福島の原発事故の後からそうなったらしい。宇治は福島から何百キロも離れているのに、放射能検査が必要なのだ。
 放射能に敏感で、輸入品に文句をつけるのは中国だけかと思っていたら、そんなことではない。EUも、放射能には敏感なようだ。
 お茶の葉でさえこんなのだから、原発事故の汚染処理水の放出に対しては、理解が進まない国があっても、当前かもしれない。放射能に対する恐怖心やアレルギー反応を考えに入れて、政治的な交渉を進めないといけない。
 そして、大事なことは、原発事故を二度と起こさないことだ。

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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