弊衣破帽という難しい言葉がある。ぼろの衣服に破れた帽子という意味だ。旧制高等学校の生徒の間で流行したバンカラな風俗のことである。私より上の世代の話だが、私が子供の頃にも、そういう人達を見かけた。
 明治生まれの母は、弊衣破帽を薦めはしなかったが、「男は衣服や身なりに関心を持つ必要はない」と常々言っていた。男はお洒落をしてはいけないということだ。私はそう言われて育ったから、服装には気がまわらない。
 友人知人から、「君は何でそんな貧乏くさい服装をしているのか?」と、何回か言われたことがある。でも、気にも留めなかった。
 ところが、高齢になった今、身なり・服装に気をつけないといけないことがわかった。それは認知症と思われるからである。認知症になると、身なりをかまわなくなる。同じ衣服をいつも着ているそうだ。服が破れても、汚れても気がつかない。
 実は、私のシャツは破れている。それを何か月も着ている。洗濯はしているけれど。きっとこのじじいは認知症だと思っている人がいるにちがいない。
 また、お洒落をすることは認知症予防の効果があるという。
 私は認知症予防のために、このブログを書いている。毎日更新するため奮闘努力している。でもそれだけでは、ダメかなあ。
 天の声「お洒落しなさい」

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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