ニューヨークタイムズ紙が、2024年に行くべき52か所の一つに山口市を選んだとニュースで聞いた。山口市は、西の京都と呼ばれるが、京都のように混雑していないし、もっと面白いという評価だ。
  私は、東京農工大学を定年後に、下関の大学に勤めた。もっとも通信制の大学院で、講義や学位審査などに年に3回ぐらい行くだけだった。
 下関に行ったついでに、山口市に行ってみればよかったのだけれど、行かなかった。いま考えると残念だ。
 山口市には、名所旧跡もあり、見どころはたくさんあるそうだ。県庁所在地だけれど、交通の要所ではない。新幹線の駅がない。近くの駅は小郡。飛行場もなかった。飛行場があるのは宇部。
 交通の要所ではないから、混雑していない。静かなのだ。街が落ち着いている。だから住み心地がよい。逆に言えば、交通の要所である大都会は住み心地がよくないのだ。
 文明と住み心地の矛盾! 今頃そんなことに気づいても遅いけれど・・・

 

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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