岸田首相が内閣改造をした。ラジオのニュース・コメンテーターの話を聞いていると、あまり評判が良くない。首相は適材適所と言っているが、代わり映えしないとか、滞貨一掃とか批判されている。
 政治家は大臣になりたがる。どんな大臣でもいいからなりたいらしい。しかし、それでは困る。その分野に精通していて、意欲を持っている人になってもらいたい。
 マスメディアは、女性が何人いるとか、派閥がどうとかを気にする。そんなことは、いい加減にやめて、適材適所の観点からチェックして欲しい。
 昔、「末は博士か大臣か」という言葉があった。博士と大臣がエライ人の代表だったのだろう。
 では、博士の方はどうかというと、せっかく長い間勉強して博士になっても、よい就職先がない状況が続いているようだ。あるのは期限付きのポストばかり。安定して仕事に励める状況の人は少ない。これも困ったことだ。本人にとっても、社会にとっても損だ。

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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