大江健三郎さんが亡くなった。
大江さんは1935年生まれ。つまり、私と同じ年に生まれた。大江さんは早や生まれだから、学年はちがうが、同世代であることに間違いない。
同世代であるほかにつながりはない。私は大江さんの小説を全然読んでいない。もともと読書家でないし、特に大江さんの小説は難解そうで、読む気がしなかった。しかし、若い頃、私が友人にちょっとシニカルなことを言ったら、「君は大江健三郎に似ている」といわれた。喜んでいいのやら・・・
大江さんは老衰で無くなったと報じられている。きっと安らかな最期であったろう。
私も、出来ることなら老衰で死にたい。老衰で死ねる年になっていたかと思うと、ちょっとホットしている。いままで老衰で死ぬのは100歳近くの人だと思っていた。
昼寝をしている最中にでも、スーと死んで行けたら最高である。
大江さんのご冥福をお祈りする。