欧州議会の選挙で、右翼政党が躍進したとニュースで聞いた。特にフランスでは、顕著だったという。
右翼政党は、EU(ヨーロッパ連合)に懐疑的だそうだ。お隣同士仲良くするよりも、自国優先主義。移民は排除を主張する。
右翼台頭のきっかけはロシアのウクライナ侵攻にあるという。ウクライナ戦争のおかげで、エネルギー価格をはじめ、諸物価が値上がりした。それが自国優先の傾向を生んだ。
右翼政党にとっては、環境問題などは二の次。再生可能エネルギーよりも安いエネルギーをと主張する。まず自国民の生活を守れという。この主張に国民は共感する。
自国優先といえば、アメリカのトランプ前大統領の主張もこれに近い。世界の流れはそのようなのかもしれない。
日本も右傾化してきている。諸物価の値上がりで、それに拍車がかからないこと、自称リベラルでノンポリの私は願っている。