この間ラジオを聞いていたら、くちぐせ（口癖）の話をしていた。例えば、「そういうこと」を連発する人がいるけれども、あれは上から目線の口癖だと批判していた。
昔、私のいた研究室の助教授の先生は、会話をいつも「だが、しかし・・・」で始めた。反対の姿勢のように見えるが、実際はそうではなかった。教授に何か言われたときも「だが、しかし・・・」で会話を始めるので、教授の言いなりにはならない気がして、ちょっと頼もしく見えた。
外国人のお客さんが来て英語をしゃべるときに、”as a matter of fact” を連発する先生がいた。
「ごちそうさま」というのを「おごちそうさま」という女性を知っている。とても教養のある方だけれども、なぜか丁寧語の「御」を二つつけている。
岸田首相の口癖は「検討します」のようだ。それで「けんとうし」というあだ名がついていると聞いた。口癖で言われても困るが、本当に口癖なのかなあ。ごまかしたり、はぐらかしたりする意図があるようにも見える。どうなんだろう・・・