いま、外国為替相場は1ドルが127円に近い。20年ぶりの円安だそうである。ついこの間までは、1ドルが110円ぐらいだったから、急速に円安が進んでいる。日本のお金の価値がどんどん下がっているので、悲しい気がする。
 もっとも、私が、大昔アメリカに留学したころは、1ドルが360円だった。それも、固定されていた。円のお札なんて紙屑みたいなものだという人さえいた。
 やがて、変動相場になり、日本経済が強くなってどんどん円高になっていった。円が高くなると、輸出品の値段が高くなって、外国で売れなくなる。つまり国際競争力が低下する。特に1986年から1987年にかけては、円高で不況になった。
 いまは、円安なのに景気はよくない。自動車産業などは海外に工場をつくって現地生産をしているので、円安のメリットが無くなってしまったそうだ。一方、輸入品の値段が上がる。ガソリン、食品など、たくさんの商品の値段が上昇して、家計は大変だ。
 ブリタニカ国際大百科事典を見ているのだが、円高不況という項目はあるが、円安不況という項目はない。円安不況という項目を新しくつくらなければならないなあ。
 私は、昔買って、使い残したアメリカンエキスプレスのトラベラーズチェックをまだ持っている。100ドルぐらいだけれど。円安になったから、価値が上がった。
 天の声「せこいな」

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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