このところ、空気はカラカラだ。乾燥注意報が出ている。
私の部屋のデジタル時計には、湿度計がついている。ある朝、何気なく見たら、数字の表示はなくて、LOと出ていた。湿度が低すぎて表示できないということらしい。多分10%以下だろう。
それを見て、急に空気カラカラが気になりだした。そういえば、寝ていると口が渇く。唇も渇いて痛い。ドライ・マウスかな。
眼も渇く。私は昔からドライアイだ。お医者さんに、年のせいで、治らないから目薬をつけなさいと言われた。
年をとると、涙の分泌も唾液の分泌も少なくなってしまうのだろう。
空気カラカラが気になって、昔買った加湿器を使いだした。加熱して蒸気を出す装置で、しばらくして、湿度が30%ぐらいになった。そうしたら、窓ガラスにすごい結露。
東京の夏は暑くて湿度が高い。つまりすごく蒸し暑い。一方、冬は湿度が低くカラカラで、寒さが厳しく感じられる。大昔、社会科の時間に地中海性気候を習ったのを思い出した。夏は雨が少なく乾燥して、冬に雨が多い気候だ。ちょうど、東京の逆の感じ。これなら過ごしやすいだろうなあと思った。スペインやイタリヤの人がうらやましい。