このブログを書いて、約500回になった。自分でも、よく続いたなと驚いている。
創土社という出版社の社長の酒井武史さんがこのブログを読んでくださって、出版してくださるという。出版事情が厳しい中で、本にしてくださるというので、とてもうれしい。電子書籍だそうだが、それでもうれしい。
老人ホーム(サービス付き高齢者向け住宅)に入居して、正直なところ「ああ、わが人生も終わりだな」と思った。でも死ぬのをただ待つのではなくて、なにかやりたい。そこでブログをはじめたのだが、500回にもなり、本になるとはとてもうれしい。ひと仕事した気になっている。
500回分の中から、酒井さんと編集部の方が話を選んで編集してくださる。どんな話が選ばれるのかなと楽しみに待っている。
500回も書くと、ネタも尽きてくるし、飽きてくる。本にもなることだし、やめ時かなと思う。でも全然なにもしないでいると、ボケてしまう。どうしようかなあ。
折しもわが老人ホームでは新型コロナウイルスのクラスター感染が発生。私たちは1週間も狭い部屋にカンヅメ状態。一歩も外へ出られない。この先も少なくとも1週間は続くというので、精神状態は最悪である。
ともかく、今まで駄文を読んでくださった方々に感謝している。ありがとうございました。