暇な時(いつも暇だけれど)、私はYOU TUBEで、音楽を聴いている。YOU TUBEは、お利巧で、頼みもしないのに、私が聴きたいと思う曲を選んでくれる。ちょっとお節介だなあ。
その中に、ビリー・ヴォーン楽団の演奏曲があった。聴いてみると、軽快で、心地よい。「真珠貝の歌」、「アロハオエ」、「ブル―ハワイ」「タフアフワイ」などハワイアンが多いが、「テネシーワルツ」、「モスクワの夜はふけて」など、往年のヒット曲も混じっている。それが、年寄りにはいいんだなあ。
ネットで調べると、ビリー・ヴォーンさんはアメリカの歌手、マルチプレイヤー、指揮者とある。1919年生まれで、1991年に亡くなった。イージー・リスニング界の最高峰のヒットメーカーと書いてあった。
イージー・リスニングという呼び方があるとは知らなかった。1950年代から1970年代にかけて、人気を集めたポピュラー音楽のジャンルだそうだが、うまい言葉だ。クラシック音楽のように、構えて聴く必要は無い。気楽に聴ける。しかし歌謡曲のような低俗さはない。
私も、イージー・リスニング音楽のイージー・リスナーになってしまった。
天の声「あんたは、すべてイージーだ」