「もういくつ寝るとお正月・・・」という唄がある。子供たちが、お正月にたこ揚げ、独楽回し、羽根つきなどの遊びをするのを楽しみにしていると歌っている。もちろん、昔の子供の歌だ。いまの子供は、遊びといえばコンピューターのゲームかなあ。
 大昔、私が子供の時、お正月の遊びといえばトランプだった。ふだんは一緒に遊んでくれない母や父が、相手をしてくれた。そして、トランプといえば、「ババ抜き」。一家全員が知っているのはババ抜きだけだったからだ。兄や姉はノートランプとかブリッジをしたかったらしいが、ババ抜きにつきあってくれた。
 ババとはジョーカーのこと。ジョーカーは、他のトランプゲームでは、最高の切り札になったり、オールマイティの札になる。でも、ババ抜きでは、ジョーカーはババとよばれ、いやな札となる。ここから「ババをつかまされる」という言葉も生まれた。
 これは女性差別の言葉ではないかなあ。「ジジ抜き」、「ジジをつかまされる」とは言わない。なぜか? きっと、ババの方がジジよりも存在感が大きいからだ。

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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