ナッジ、nudge とは、本来は「肘で軽くつつく」という意味の言葉である。それが今「よりよい行動をとるように人を『操る』」という意味で使われているという。アメリカの行動経済学の理論だそうだ。
 たとえば、エレベーターやエスカレーターを使わず、階段を利用させたいとしよう。そのためには、「ここまで登ると○○カロリー消費しました」というステッカーを張る。そうすると、ついつい人は階段を上るようになる。
 あるいは、階段に足を乗せると音が出るようにする。そうすると人は楽しくなって、のぼって見たくなる。
 たばこの吸い殻のポイ捨てをやめさせたい。それには、吸い殻で投票するゴミ箱をつくる。
ゴミ箱を二つの空間に分けて、投票口を2か所つくる。そして2択の質問を掲示する。たとえば、「大谷選手は今年ホームラン王になれるか?」イエス、ノーの二つの口のどちらかに、吸い殻を入れてもらう。ポイ捨てが無くなる。
 スーパーやコンビニの床に足跡のマークが貼ってあるのをよく見る。あれはコロナ感染防止対策のナッジだそうだ。
 そういうことを聞くと、なるほどなあと思う。その一方で、なんだか「操られている」と感じて気持ちが悪い。重要な政治的な問題などにも、ナッジの手法が使われているかと思うとすごく気持ち悪い。
 ところで、今ナンジ? 
 

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です