ドイツは原子力発電所の数がゼロになったそうだ。17基あったものを、順次閉鎖していって、残っていた3基も、今年になってやめた。一方、再生可能エネルギーの割合を増やしていった。
 ドイツの原発政策には、二つの事件が大きな影響を与えたという。
 まずチェルノブイリの事故。そこで、政府は再生エネルギーを拡大する方針を決めたが、電気料金が急上昇してしまったので、つなぎに原発を使用することにした。
 次に東日本大地震によっておきた福島の原発の事故。そこでドイツ政府は脱原発に戻り、原発を止めていった。
 それと共に倫理委員会を設置し、将来に対する責任を議論した。その結果、脱原発という結論になった。一方、技術的な委員会は安全だと結論したが、政府は脱原発政策を採用し、原発を順次廃止していった。
 これらの政策を決定・実行したのはメルケルさんだ。えらい。日本にも、彼女のような政治家がいてくれるといいのに・・・
 

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です