日銀がゼロ金利政策をついにやめるとニュースで聞いた。賃上げの傾向がはっきりして、物価も上昇していて、デフレーション(デフレ)からの脱却が見えてきたというのだ。なんだか、世の中は、はしゃいでいるように見える。
銀行に預金をしても、金利ゼロ・・・利子がほとんどつかない時代が長く続いた。確かにそれは異常だと思う。しかし、預金をたくさん持っていない私は、利子の額などに関心はない。
懸念するのは、物価の上昇だ。
年金が唯一の収入源だが、それでは十分でなくて、預金をくいつぶしている。こんな老人は多いと思う。若い人の賃金が上がっても、年金暮らしの老人には関係ない。年金は上がらない。物価が上昇すれば、預金はどんどん減っていく。
物価上昇は老人にとってはつらい。老人にはデフレの方がよい。緩やかなデフレがよい。その方が暮らしやすい。
老人のエゴだとわかっているが・・・デフレのままでいて欲しいなあ。