ラジオを聞いていたら、映画「男はつらいよ」シリーズの舞台で有名な、柴又の話をしていて、お寺で鳴くツバメの声を聞かせてくれた。
ツバメは、家の軒先など、人がつくった建物に巣をつくる。決して、木の上などにつくらないのだそうだ。大昔から人間と共生している。
ツバメは飛び力がすごい。すごい速さで飛ぶし、自由自在に方向を変える。決してぶつかったりしない。最新型のドローンでもあんなには飛べないと思う。
「ツバメ返し」という言葉がある。剣豪、佐々木小次郎が編み出した剣法だ。小説を読むと、小次郎は飛んでいるツバメを切ったという。本当ならすごいが、ツバメがかわいそう。
辞典を見ると、ツバメにはいろいろな種類があると書いてある。日本には、コシアカツバメ、イワツバメなど、5種類が分布しているそうだ。小次郎が切ったツバメはどの種類か知らない。
ツバメには年上の女にかわいがられている若い男という意味もある。どうしてこう呼ばれるようになったのかも知らないなあ。