ジョージ・スティーブンスは、アメリカの映画監督である。1953年に西部劇
「シェーン」をつくった。シェーンは、西部劇なのに、女性もたくさんに見に来て大ヒットした。美しいワイオミングの風景、西部開拓者のリアルな生活描写、子供の心情、そして流れ者の拳銃使いと殺し屋の決闘を見事に描いている。
ジョージ・スティーブンスは、1955年に映画「ジャイアンツ」をつくった。エリザベス・テイラー、ロック・ハドソン、そしてジェームス・ディーンが主演した。これも、面白かった。原題は「Giant」。邦題をジャイアンツにしたのは、読売巨人軍の人気にあやかりたかったのだろう。
ちなみに、昔サッポロビールが大きな瓶のビールを売り出して、その名前がサッポロ・ジャイアンツ。このビールがいまでもあるのかどうか知らない。とにかく昔はジャイアンツはとても人気があったのだ。
話を戻すと、その後ジョージ・スティーブンス監督は、あまり目だった活動をしていない。何本か映画をつくった後、1965年ぐらいから活動を停止してしまった。
なぜだか、私にはわからないけれど、残念。もっと映画をつくってもらいたかった。