「エリーゼのために」は、べート-ヴェン作曲の楽曲である。人気のある楽曲で、いろいろな機会に聴くことがある。私はこの曲を聴くたびに、ある学術用語を連想してしまう。それはELISA。エリーゼ(ELISE)と似ている。
 ELISAは酵素免疫測定法(enzyme-linked immunosorbent assay)のことで、酵素を利用して、抗原や抗体をとても感度よく定量する方法である。長ったらしい名前だから、略称が必要だ。これに限らず、学術用語には長くて略称が必要なものが多い。
 はじめてELISAが我が国の学界に輸入されたとき、何と読むのか戸惑った人が多かった。エリサとかエライザとか、いろいろな呼び方がなされた。どれも若い女性の名前のようで、学術用語にしては珍しく可愛いい名前だった。
 ミステリ―で、死体の脇に血で文字が書かれている。ELISAと・・・刑事は言う「エリサという女性がかかわっている。この女性を探せ!」・・・実は医学関係者が絡んでいて・・・なんて筋書きを空想してしまう。
 ミステリーといえば、大昔、私はバイオサイエンスを題材にしたミステリー小説を書いたことがある。「従来のSFは、サイエンスに基づいていない空想小説が多い。本当のサイエンス・ミステリーを書きたい」と大きなことを言った。そうしたら、サイエンス・ミステリ―は略すとSMだねとからかわれてしまった。
 私は団鬼六の仲間かあ。
 
 

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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