アラ・フォーという言葉が、むかし流行った。アラウンド・フォーティの略で、40歳前後の女性を指す。男女雇用機会均等法がスタートし、社会進出を果たし、キャリアーを積んだ世代だ。結婚と仕事の選択がこれまでの世代より自由に行えるようになり、結婚、出産、仕事などに迷いの多い世代でもあった。
 私は、今年誕生日が来ると88歳。間違いなくアラウンド・ナインティだ。略するとアラ・ナインかな、アラ・ナイかなあ。
 アラウンド・ナインティの良いところは、責任のないことだ。仕事をしないでよい。好きなだけ寝ていてよい。ぶらぶら暮らしてよい。もっとも、仕事をやりたくても、なにもできないからだけれど。
 いま流行りのサステイナブルかというと、そうではない。私は結構な老人ホームで2部屋も借りているので、貯金をどんどん食いつぶしている。いつまで持続可能か心配である。
 いや、そもそもアラ・ナインの肉体の方がサステイナブルでない。いつこわれて、動けなくなるか・・・もうかなりこわれているが、なんとか自立して生きたい。
 まあ、アラ・ナインとしては、心配し過ぎず、気楽に生きるしかないなあ。
 天の声「『アラ・エイ』の時からそうじゃないか」
 
 
 

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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