ヤフーニュースを見ていたら、アメリカでは「年長者もまた敬われる」という記事があった。
ノーベル賞受賞者の山中さんと将棋の永世名人の谷川さんとの対談である。お二人共1962年生まれ、同い年だそうだ。
山中さんによると、日本では年上の人がいたら、年上を敬うことが求められて、対等の関係でなくなる。アメリカでは、そんな関係性はないとのこと。
しかし、アメリカにも年上を敬う文化はある。すごくある。
日本では、年上を敬っているのではなくて、敬っているふりをすることが多い。年上だから、とりあえず先生と呼んでおこう・・・
一方、アメリカでは、「この人はすごく貢献した人だから敬意を表する」という文化があるというのだ。
たしかに単に年上だとか高齢であることには価値がない。どんな貢献をしてきたかが大事だと思う。
でも、単に高齢である私には、耳が痛い記事だった。