新型コロナウイルス感染のおかげで、私たちはマスクの着用を強いられている。もう3年になるだろうか。だから、中学生や高校生の中には、入学した時から卒業するまで、マスク生活をした人もいる。クラスメートの素顔を見られない。
職場でもそうだ。新入社員の素顔を見ることが基本的にはないはずだ。まあ、どっかでは見ているだろうけれど。
私が入居しているサービス付き高齢者向け住宅「ポムポム川の辺」も、厳重にマスク着用である。廊下を歩くときもマスク着用。介護士さんは入居者よりも、もっとまじめにマスクをしている。ということは、私たちは、介護士さんの素顔をまだ拝んだことがないことになる。
マスクをしているとうっとおしい。息苦しくなる。眼鏡が曇る。いつマスクなしの生活にもどれるのだろう。イギリスなどでは、ほぼマスクなしの生活を送っているそうだ。
マスクをとって素顔を見たとき、たいていはがっかりするそうだ。人は良い方に想像するからだという。男性の顔は5割増し、女性の顔は9割増しに、よい方に想像するそうである。だから、素顔を見るとがっかりする確率が高いのだという。ほんとうかなあ。こんな事、誰が調べたのかなあ。