この間、ラジオを聞いていたら、好きなおとぎ話は何かという話題で盛り上がっていた。
 私が好きなおとぎ話は「浦島太郎」かな。「桃太郎」、「花咲じじい」、「一寸法師」、「サルカニ合戦」など、多くのおとぎ話は、単純な勧善懲悪の物語。最後には、よい人が悪い人をやっつけて、財宝や名誉を得る話だ。
 でも、浦島太郎はちがう。助けた亀に連れられて、海中の竜宮城に行く。そこで乙姫の歓待を受ける。3年過ごしたのち、故郷に戻って見ると、なんと300年の歳月が流れていた。そこでお土産の玉手箱を開けると、立ち上る白煙と共に、たちまち老人になってしまった。
 タイムトラベルの話だ。まさにSFである。現代的なストーリー。
 いや、話をもっと現代的にするには、浦島太郎を女性にする方がよいかな。亀に海中のホストクラブのようなところに連れて行かれて・・・
 天の声「やめなさい」
 

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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