iPS細胞の技術を使って作った細胞から、心臓病の治療に使う心筋細胞のシートをつくるのにベンチャー企業が成功し、製造・販売を申請したというニュースをラジオで聞いた。
このシートを心不全の患者さんの心臓に張り付けたら、うまく機能した。iPS細胞を用いた再生医療の第一歩だという。 iPS細胞(人工多能性幹細胞)を用いた再生医療の研究が進められてきたが、実用化は世界で初めてらしい。
再生医療の効果を高めるために、生体の外であらかじめ組織や臓器を構築し、それを移植することが考えられている。しかし血管網がなければ、構築した組織や臓器は存続できない。そこで、細胞のシートに血管網を導入する技術が研究されてきた。その結果、厚い細胞シートができるようになったそうだ。
iPS細胞の技術はもちろん素晴らしいが、私が注目したのは、コラーゲンの関わりだ。微小流路付きのコラーゲンゲルをつくり、そこに細胞を張り付けて・・・とネットの記事に書いてあった。私には詳しいことはわからないが、コラーゲンが再生医療に有用なことはわかる。
コラーゲン、がんばれ!
天の声「コラーゲン応援団だな」