卵が値上がりしているそうだ。卵は長いこと物価の優等生だったのに残念だ。
ラジオを聞いていたら、値上げのほかに、卵の面白い話を紹介していた。イタリアの研究者が、卵の黄身と白身の両方ともクリーミーにゆでるにはどうすればよいか、論文を発表したという。100℃の熱湯と30℃の湯に、交互に2分ずつ、16回浸すのがよいのだそうだ。
大発見? でも面倒くさい。そんなことまでして、クリーミーなゆで卵を食べたいと思わないなあ。
ラジオで、生卵とゆで卵のどちらが日持ちするか議論していた。私は生卵だと思う。生卵にはリゾチームという酵素がある。この酵素は細菌を溶解する働きがある。だから腐りにくいと思うのだけれど、ラジオをぼやーと聞いていたので、結論を聞き逃した。
リゾチームを発見したのは、フレミングという学者だ。フレミング先生はペニシリンを発見して、ノーベル賞をもらった。
フレミングという名前で思い出す人がもう一人いる。イアン・フレミング。007,ジェームズ・ボンドの生みの親だ。
天の声「また最後に脱線したな」