春闘の季節になった。人手不足を反映して、大手の会社では、給料アップが期待されている。特に、新入社員を呼び寄せようと、初任給が大幅上昇するそうだ。
 給料をアップするとして、月々の給料を上げるか、ボーナスを上げるかが問題になる。
 受け取る社員側の立場なら、総額が同じとして、ボーナスがアップしたほうが嬉しいか、月給がアップしたほうが嬉しいだろうか?
 昔は「ボーナスをはずむ」のが社員をよろこばせたが、どうやら、今はボーナスの割合を減らし、月給を上げたほうが喜ばれるとのことだ。諸物価が上昇し、日々の家計のやりくりが大変だからだろうか。
 もっとも、賃上げは大手企業の話らしい。中小企業、零細企業では、ボーナスをはずむ余裕がない。
 私は、ずっと公務員だったので、会社勤めの経験はない。しかし、ボーナスはもらった。
 若くて独身の時は、ボーナスが多いほうが嬉しかった。そのほうが大きな買い物をしやすい。家庭を持ってからは、どっちでも変わりがない。月給もボーナスも、私を素通りして、かみさんの所に行ってしまう。
 今は、歳をとって、年金暮らし。月給もボーナスも関係ない。蚊帳の外にいる。

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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