毎年、ハロウィンが来ると渋谷は大騒ぎになる。大勢の若者が集まり、酒を飲み、騒ぎ、ごみを散らかす。喧嘩も起きる。そこで渋谷区は、酒類の販売を禁止したり、監視を強めたりすることにした。忠犬ハチ公の銅像も見えないように、囲いをつくって隠したそうだ。
ハロウィンは、アングロサクソン系の民族の祭日だ。10月31日、すなわちキリスト教の万聖節の前日ということだが、どういうわけか、近年日本に輸入されて、若者たちが仮装したり、バカ騒ぎをする日になった。私が若いころは、ハロウィンの騒ぎはなかった。
渋谷区が路上飲酒などを禁止することにしたら、若者たちは新宿に移動したそうだ。これはたまらないというので、新宿区も対策に乗り出した。
ラジオで、ある識者は、渋谷も新宿もダメなら、今度は池袋に行くぞといって笑った。
そうなったら、豊島区も禁止する。次は埼玉県に行くと思う。その次は北関東の県だなあ。
天の声「面白がってはいけない」