ラジオを聞いていたら、部屋にカナブンが飛び込んできて、騒動になったという投書があった。そうだ。昔、一軒家に住んでいたころは、夏の夜にカナブンが部屋に飛びこんできて、電灯の周りをうるさくとびまわったことが何度もあった。
カナブンといっても、いろいろな種類がある。ほんとうのカナブンの他に、クロカナブン、アオカナブン、それにドウガネブイブイなどもカナブンといったりする。
大昔、私が子供のころは、男の子は昆虫採集に熱心だった。虫を捕まえては図鑑で調べた。私が持っていたのは「昆虫700種」という図鑑で、昆虫のカラー写真(その頃は総天然色といった)がずらりと並んでいた。
著者は岡崎常太郎という先生。でも、この先生はカタカナ表記主義者なので、漢字をいっさい使わず、本の題名は「コンチュウ700シュ」、著者は「オカザキツネタロー」と表記されていた。
カナブンの説明も、もちろんカナブン(仮名文)だ。
天の声「このダジャレを言いたかっただけか・・・」