ラジオを聞いていたら、ポン酢の話をしていた。製品化されたポン酢が売り出されてから、60年とのことだ。
 ポン酢の語源はオランダ語のポンス(pons)だそうだ。ポンスとは柑橘類を絞った汁のことで、これに「酢」という字をあてたものだという。
 今日ではポン酢は、柑橘類の絞り汁に、醤油やみりん、鰹節、昆布などで味付けした、合わせ酢のことを指す。鍋物、蒸し物などのつけ汁に使う。
 関西では、昔から「鍋物とポン酢」文化があって、なじみのあるものだった。しかし関東では、鍋の中で味をつけてしまい、つけ汁は使わない。それで、商品のポン酢が関東に根付くまでには、とても時間がかかったそうだ。
 再びオランダ語のponsに戻ると、フルーツポンチのポンチの語源もこの言葉だという。
 ポンセ・・・これはプロ野球の選手だ。ボンズ・・・これはアメリカ・メジャーリーグのホームラン・バッターだ。
 天の声「最後のところは余計だ」

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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