大昔、戦争が終わって、プロ野球が再開された。当時のヒーローは「青バット」の大下と「赤バット」の川上。大下が青いバットでホームランを量産して、人気を得た。川上がそれに対抗して赤いバットを使った。川上はホームランバッターではなかったが、その打球は「弾丸ライナー」といわれた。後に彼は「打撃の神様」とよばれた。
 川上の同僚の千葉は、黒いバットを使った。これはあまりうけなかった。タイガースの藤村は、人より長いバットを使った。これは「物干しざお」とよばれた。
 藤村の全盛期、タイガースの打線は強力で、「ダイナマイト打線」といわれた。打線のニックネームとしては、後に「原爆打線」、「水爆打線」もあらわれたが、どこのチームのことか忘れてしまった。
 やがて、長嶋と王の時代になって、「ON砲」とよばれた。その後に、「AK砲(秋山と清原)」、「BK砲(バースと掛布)」などのコンビもあったが、ON砲ほどには広まらなかった。
 ニックネームはいろいろあるが、極めつきは、やっぱり「ミスタージャイアンツ」だ。
 天の声「あんたはやっぱり長島ファンだなあ」

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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