先日、ウグイスの鳴き声を聞いた。ホーホケキョ! そこでウグイスの姿を探したが見つからなかった。もしかしてフェイクかな。
あるラジオ番組で、アオバズクの鳴き声が毎晩聞こえるというリスナーの手紙を紹介していた。アナウンサーが、他のところは普通の調子でしゃべっているのに、鳴き声だけ「ホ~ッ、ホ~ッ」と大きな声で叫ぶので、おかしかった。
アオバズクはフクロウの仲間の鳥である。大昔、私がまだ小学生だった頃、友人の家にフクロウの仲間の鳥が飛び込んできた。部屋中を飛び回り、壁にぶつかって死んでしまった。死骸を見せてもらったが、ハトよりも少し小さな鳥で、アオバズクだったかもしれない。
そのころ、友人も私も文京区の小石川に住んでいた。当時は東京の23区にも、フクロウがいたのだ。
大昔の話である。
天の声「いつもそうだ」