ラジオを聞いていたら、フランス在住の日本人女性が出演していて、俳優のアラン・ドロンのことが話に出た。ドロンの家族間にトラブルがあって、フランス中で話題になっているのだという。
アラン・ドロンの財産をめぐってもめている。ドロンは、脳卒中を患って以来、体調が悪い。そこで財産の管理が必要になったが、家族間に確執が生じた。裁判所は法的後見を強化し、財産は後見人が管理することを命じたそうだ。
日本なら、テレビのワイドショーにうってつけの話題だが、フランスではどうですかと誰かが質問した。フランスにはワイドショーはない、ニュースの話題だという答えであった。
アラン・ドロンの映画は、私はたくさん見た。「太陽がいっぱい」が一番印象に残っている。あれは面白かった。
アラン・ドロンは1935年生まれ。私と同じ年だ。ドロンのこのような近況を聞くと、がっかりというか、悲しくなる。