先日、日本の人口動態が発表され、ニュース番組の話題になった。
生まれた子供の数は、史上最少で、急速に少子化が進んでいることが示された。
婚姻件数も90年ぶりの少なさとかで、出生者数の少なさと対応している。一方、死亡者数は増えている。差し引き、人口が減っている。
政府は「少子化対策を」というけれど、実際には効果的な対策をやれていない。子供をつくる若い世代の人たちは、非正規雇用が増えて、経済的に貧しい。子供をつくり、育てるのが不安だ。この不安を取り除かないと、少子化は解決されない。それには政治の力が要る。
イーロン・マスク氏(私はこの人のことをよく知らないが、最も革新的実業家で、超大金持ちだそうだ)は、「このままでは日本は消えてしまう」とXに投稿したそうだ。
そして「それは世界にとって大きな損失だ」とつけ加えたが、これは、なんだかリップ・サービスの気がするなあ。