2040年問題というのがあると、ラジオのニュース番組で聞いた。
2040年とはどんな年か? いわゆる団塊世代の子供たちが、65歳以上、すなわち高齢者になる年だそうだ。高齢者人口の増加と現役世代の減少がピークに達する。高齢者を支えてくれる人が少なくなってしまう。
その対策として、政府は診療報酬の引き上げを発表した。2040年どころか、いまから医療福祉関係が人手不足になっている。介護や看護の職員を確保するためには、待遇改善が必要である。
介護・看護職の人の賃金は低いそうだ。全産業の平均よりもずっと低い。待遇を改善しないと、なり手がない。
こんな話を聞いて憂鬱になった。日本の未来は暗い。
でも、2040年といえば、まだ15年ぐらい先の話だ。そのころは、私は生きていない。
そう考えて、自分を慰めた。
天の声「相変わらずエゴイスティックだ」