カラスとウは、どちらも黒い鳥だ。漢字で書くと烏と鵜。どちらも、音読みは「う」。こんなところまで似ている。
 両方とも黒い鳥だが、ウの方が大きい。ウは泳げるが、カラスは泳げない。
 私は、今の老人ホーム(サ高住)に入る前に、埼玉県川越市の郊外に住んでいた。そばに新河岸川という川が流れていて、ウがいた。ウは、橋の脇に立っている電柱がお気に入りの場所で、上の方にとまって糞を橋の上に落とした。橋がまっ白になるほどだった。運が悪いと頭に降ってくる。糞害に憤慨した。
 地元のおじさんは、ウが川にいる魚をみんな食べてしまうと怒っていた。これも迷惑。
 カラスは、ゴミ捨て場にやってきて、ゴミを食い散らかす。これも迷惑。
 カラスは縄張り意識が強いのか、好奇心旺盛なのか、いろいろな相手のそばにやってきて、ちょっかいを出す。タカがいると集団でやってきて、追い払おうとする。ネコを攻撃しているのを見たことがある。
 ウのそばにもカラスがやってきた。ウは平然して相手にしない。ウの方が格上に見えた・・・

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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