ヤフーニュースで、太古の巨大な類人猿の話が紹介されていた。論文が最近のネーチャー誌に掲載されたという。
史上最大の類人猿は、「ギガントピテクス・ブラッキー」というもので、身長は約3メートル、体重は200から300キログラムもあった。中国のある地方の森林に住んでいた。
気候変動が起こって、住処の森林がまばらになり、食べ物が無くなってしまった。それで絶滅してしたのだそうだ。
同じ時期にいた体の小さな類人猿は生き残った。こちらは環境の変化に適応できたのだ。
巨大類人猿は、動作が緩慢だったのではないか? 知能の程度はどうだったのだろうか?
「大男総身に知恵がまわりかね」という言葉がある。「独活の大木」ともいう。体ばかり大きい人を揶揄したものだ。逆に「山椒は小粒でもピリリと辛い」という。
でも、体の小さな私は、やっぱり大男がうらやましい。大男に生まれたら、人生観が変わったと思う。
天の声「あんたは小粒でもピリリと辛くないからな」