ラジオのある番組で、遅咲きのアサガオが咲いたという話をしていた。へぇー、今頃咲くアサガオもあるんだなあと思った。
アサガオは、俳句では秋の季語だそうだ。これもへぇーと思った。アサガオはてっきり夏のものと思っていた。
アサガオが秋の季語になっているのは、秋の七草に入っているかららしい。
しかし、本をよく見ると、このアサガオは、今のアサガオではなくて、キキョウのことだと書いてあった。
春の七草は、「セリ、ナズナ・・・」と歌でおぼえているが、秋の七草の方は覚えていない。そこで調べてみると、ハギ、ススキ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウだそうだ。万葉集では、キキョウの代わりにアサガオを入れるが、このアサガオはキキョウのことと書いてあった。
つまり、今のアサガオはやっぱり夏のものだ。
ちなみに、植物の名前を全部カタカナで書いたので、自然科学の文みたいになってしまった。