ラジオを聞いていたら、ドバイに住んでいる日本人女性が話をされていた。ドバイは、灼熱の夏が終わって、これからがよい季節だとのこと。日本のゴールデンウィークの頃のようなさわやかな日が続くそうだ。
名物はラクダのレース。ただし賭けはイスラム教で禁じられているからダメ。馬主ならぬラクダの持ち主に賞金が出るのはかまわないそうだ。
ラクダには人が乗らない。その代わりに20センチぐらいの小さなロボットがこぶに上に乗る。ラクダの持ち主は、自動車の中からラジコンを操作して、ロボットに指示するのだという。ラクダの競争という昔からのイベントに、現代的なロボットが参加しているのが面白い。
ちなみに、らくだといえば、日本の古典落語に「らくだ」というのがある。らくだというあだ名の乱暴な男がフグを食べた死んだ。たずねてきた兄貴分と出入りの屑屋が弔いをするという話だが・・・古今亭志ん生さんの話が絶妙だった。